夏野寛子先生の『25時、赤坂で』のネタバレを含む感想です。
あの大人気芸能界BLがついに実写ドラマ化が決定しました!
2024年4月18日(木)深夜24:30〜テレビ東京で放送スタートです。
この記事では、原作のあらすじや感想のほかに、ドラマ情報、芸能界BLのオススメ漫画を紹介しています。
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タップできる目次
『25時、赤坂で』実写ドラマ情報
2024年4月18日(木)〜放送開始!
テレビ東京:毎週木曜 深夜24:30~
ストーリー
新人俳優の白崎由岐はオーディションでチャンスを掴み、大学の先輩で人気俳優・羽山麻水が主演するBLドラマの相手役として共演することに。
初めての大役を前に焦燥感に駆られ思い悩む白崎だったが、羽山の提案で二人は撮影が終わるまでの間、“役作りのための恋人関係”を結ぶことになり―――!?
キャスト
放送年 | 2024年 |
監督 | 堀江貴大、川崎僚 |
脚本 | 青塚美穂、阿相クミコ |
主題歌 | 鯨木「赫赫」(ポニーキャニオン) |
エンディング主題歌 | Mel「東京ナイトロンリー」(HPI Records) |
出演 | 羽山麻水:駒木根葵汰 白崎由岐:新原泰佑 佐久間はじめ:宇佐卓真 山瀬一真:南雲奨馬 牧田大輔:福津健創 川田明日香:今川宇宙 三原望:篠原悠伸 篠田翔太:橋本淳 明野圭:片山萌美 |
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ジャンル
- 芸能界
- 俳優
- 先輩・後輩
- 年上攻め
- 美人攻め
- クール攻め
- 年下受け
- 黒髪受け
- 健気受け
- あまあま
- せつない
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おすすめ評価
評価基準 | 星評価(5段階) |
---|---|
BL初心者おすすめ | ★★☆☆☆ |
エロ・濃厚度 | ★★★★☆ |
せつない | ★★★★☆ |
キュン | ★★★★☆ |
あまあま | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ここから先はネタバレを含むのでご注意ください。
原作『25時、赤坂で』あらすじ・ネタバレ
26歳になったばかりの新人俳優・白崎由岐は俳優をしているものの、鳴かず飛ばずでまわりの役者仲間も随分と減っていた。
そんな中、テレビドラマ『昼のゆめ』のメインキャストに抜擢され、人気俳優・羽山麻水の恋人役として共演することが決まる。まさかゴールデンタイムのテレビドラマに受かると思っていなかった由岐は夢なんじゃないかと思っていた。
はじめての現場に由岐が緊張していると、「久しぶり」と麻水が話しかけてきた。由岐は、麻水が自分のことを覚えてくれていたことに驚いた。
実は、由岐と麻水は大学時代、同じ映画研究会に所属していた先輩・後輩だった。麻水は伝説的な存在で、当時から華があり、就活に行っただけの東京でモデルの事務所にスカウトされて帰ってきた。
そんな麻水に「演技の仕事をしないなんてあり得ない、どうかしてる」と当時の由岐は言ったらしい。麻水は、由岐が昔から演技に対してまっすぐなところがあるのを知っていて、今もその姿勢は変わっていないなと感じていた。
一方、由岐は当時からモデルあがりの麻水の端正な顔が丁寧に歪められていくのを見るのが好きで、今回麻水と一緒に共演できることが素直に嬉しかった。
その日、ドラマの共演者と一緒に飲みに行くことに。麻水は泥酔し、由岐が介抱するも家がわからなかったので由岐の家に泊まらせることにする。
しかし、酔っ払った麻水は由岐に手を出し、由岐も流されて応じてしまった。翌朝、麻水は謝罪するも、最後までしたのか記憶が定かではなく、焦って由岐にいろいろ話しはじめた。
その流れで、麻水がカミングアウトすると、由岐はその内容に敏感に反応する。麻水は大学時代から由岐も同じなんじゃないかと思っていたことを伝えると、由岐は赤面し、麻水を家から追い出してしまった。
その後、ドラマの撮影がはじまるも、演技にいまいち身が入らない由岐。テーマが同性愛ということもあり、昨日の出来事が蘇る。「気持ち悪い」というセリフに気持ちが乗らないのは、本当は気持ちいいと知ってしまったからだと由岐は気づく。
このままではダメだと思った由岐は、自分の性的指向を確認するためにゲイバーに行くことに。はじめてのゲイバーに戸惑っていると、隣に座った男性に話しかけられ、振り向くとそこにいたのはまさかの麻水だった。
由岐は焦ってしまい、「セックスの相手を探しにきた」と正直に打ち明けてしまう。由岐はこれまで恋愛をしたことがなく、自身の性的指向を意識したこともなかったため、演技のためにも、誰かとセックスすれば何かがわかるかもしれないと思ったと麻水に話した。
すると、麻水はその相手に「俺じゃダメかな?」と提案するーーー。
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原作『25時、赤坂で』感想
夏野先生の人気俳優×新人俳優の色香漂う芸能界BLがついに実写ドラマ化されます!
原作漫画はボーイズラブジャンルの中でも特に人気が高く、現在も続編の連載が続いている大人気シリーズです。
ドラマ化の一報が入った時、界隈がかなりどよめいたので、それだけ読者からの人気が高いことが伺えます。もちろん私も大好きな作品です!
実写化の賛否はいつも巻き起こりますが、私としては先生がドラマ化を許諾したのであれば、応援した方がいいのかな〜と思っています。
ドラマの出来も気になるところですが、先生の作品が世に知れる絶好の機会だと思います。先生にお金も入りますしね〜!
さて、ドラマの話はここまでにして、漫画の感想について話したいと思います。
『25時、赤坂で』は、芸能界という華々しい世界を夏野先生が描く麗しいメンズたちにより、芸術的なまでに瑞々しく表現されています。
全体的に少女漫画っぽい絵のタッチで、白崎くんの目がキラキラしてるのがとても印象的です。
羽山さんはただただイケメンなので、それを鑑賞するだけでも漫画を読む価値はあります!
少女漫画っぽい雰囲気ではありますが、BLジャンルなので、BがLしてるシーンもガッツリあります!
ですが、ただただエロいという感じではなく、官能的な感じで、お上品なエロさを携えているのがすごいところです。これが先生の技量なんでしょうね〜。
物語の序盤、羽山さんがすぐに白崎くんに手を出したので、結構チャラいのかな?と思わせるのですが、そうじゃない!!お話の後半になるほど羽山さんの本音がわかってくるので盛り上がってきます!
いつも落ち着いてクールな羽山さんが、かわいい白崎くんを取られないか心配で焦っている姿は最高です。
最初、ゲイバーにいた白崎くんに声を掛けた羽山さんですが、たまたま居合わせただけなのか、そんな偶然があるのか、疑問に思ってたのですが、3巻でその理由が描かれており、羽山さんがいかに白崎くんを溺愛しているのかわかるエピソードになっています。
1巻の最初だけ読むと、白崎くんが先に好きになったとミスリードさせられますが、後半になると意外と羽山さんがこじらせていたことが判明し、可愛く感じます。笑
そんな人に興味がなさそうな羽山さんをここまでハマらせた白崎くんはすごいです!
白崎くんは演技に真摯に向き合っていて、たまにストレートな物言いをする真面目でかわいい男の子。
恋愛経験がなく、羽山さんの術中にハマって、体の関係を持ってしまうピュアな部分も持っています。
こんなウブで真面目な年下の男の子、そらデロデロに甘やかしたくなるわ〜って思います。笑
また、夏野先生のキャラごとの心理描写がとてもうまく、エピソードごとの繋がりも芸術的で、『25時、赤坂』での世界観に完全に没入できます。そして、めちゃエモい!!
番外編では二人のプライベートが見られるので、ぜひこちらもチェックしてください。最高です!!
実写ドラマで興味を持った方は、各電子書籍で配信中なのでぜひ原作漫画『25時、赤坂で』も読んでくださいね。
さらに、ドラマCD『25時、赤坂で 4』も出ています。
声の出演は斉藤壮馬さんと佐藤拓也さんがされています!世界観にどっぷり浸かれて最高です!
『25時、赤坂で』相関関係・登場人物
引用元:「25時、赤坂で」(DMMブックス)
▼カップリング
羽山麻水(大学の先輩で人気俳優) × 白崎由岐(大学の後輩で新人俳優)
↓カッコ内はドラマで演じられる俳優さんの名前です。
羽山麻水(駒木根葵汰 )
美しい容姿と実力を兼ね備えた人気モデルで俳優。BLコミック原作のドラマ「昼のゆめ」で連続ドラマ初主演を務めることになる。
器用で理性的な性格。白崎は同じ大学の映画研究会で2年後輩。
白崎由岐(新原泰佑)
なかなか売れず、無名の若手俳優だが、ドラマ「昼のゆめ」のオーディションを勝ち抜き、羽山の相手役に大抜擢される。
まっすぐで不器用な性格のため人と衝突することもあるが、芝居に対しての熱量は人一倍強い。
▼その他登場人物
佐久間はじめ(宇佐卓真)
俳優。「昼のゆめ」のキャストの一人。
仲間の面倒見がよく、後輩の山瀬とはよくお酒を飲んだり特に仲良し。
山瀬一真(南雲奨馬)
俳優。佐久間と同じ事務所の後輩。
映画「昼のゆめ」の続編で白崎演じる拓海に片想いする幼馴染の青年役として共演する。
物怖じせず、大胆な性格。羽山になにかと突っかかる。
三原望(篠原悠伸)
大学時代からの羽山の親友で、ゲイバーの店員。
はっきりした性格で、かわいい子はいじめたくなるタイプ。
明野圭(片山萌美)
羽山のマネージャー。
芸能界のオススメBL漫画3選
華やかな芸能界を舞台にしたオススメのBL漫画を3つ厳選しました。俳優やアイドルの秘密の恋にときめきが止まりません!
1. 抱かれたい男1位に脅されています。
引用元:「抱かれたい男1位に脅されています。」(DMMブックス)
芸能界BLで不動の人気を確立しているのが桜日梯子先生の『抱かれたい男1位に脅されています。(通称:だかいち)』です。アニメ化もされた人気作品で、内容もほぼ同じなのでアニメから視聴するのもオススメ!常軌を逸した攻めの執着に受けも読者もノックアウトです。
5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…!敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気のないキラキラ笑顔で懐いてくる。警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東谷に醜態をさらしてしまってから立場が逆転! にぎられた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と迫られて……?
2. ハローモーニングスター
引用元:「ハローモーニングスター」(DMMブックス)
こちらはアイドル同士のせつないラブストーリー。すれ違いながらも最後の燃え上がりにキュンときます!サブカプは同じアイドルグループ内の年の差恋愛で、時間が経つにつれ立場が逆転するのが最高です。倉橋トモ先生が描くアイドルたちはキラキラまぶしく、心が浄化されます!
5人組アイドルユニットL.PLANETの中心メンバー・アツト。同じ事務所のバンドアイドルREALでカリスマ的人気を誇るボーカルのユキ。次期アイドルトップ候補のライバルと囁かれる二人は候補生時代――恋人だった。先にデビューを掴みとったのはアツトだったがデビュー後すれ違い始めた二人は別れ、ぎこちない関係に。でもアツトはずっとユキのことを想っていて――。
3. 俺たちナマモノ?です
引用元:「俺たちナマモノ?です【電子限定漫画付き】」(DMMブックス)
こちらは腰オラつばめ先生の笑って癒されるアイドルBL。たまたまネットの海で見つけた自分たちの「ナマモノ作品」に欲情し、まさかの「リアルナマモノ」になるラブコメです。いつも塩対応な後輩くん(攻め)の本音を知った時、キュンが止まりません!
爽やか系お兄さんな立花累(るい)は塩対応で有名な後輩の新條響(ひびき)と国民的アイドル5周年を迎えようとしていた。そんな2人は先輩アイドルによって”エゴサ”をそそのかされ禁断の扉を開けてしまうことになるのだ。検索したPC画面に映し出されたのは、累が響によってエロエロのトロトロにされてしまっている漫画で…!?
まとめ
夏野寛子先生が描く俳優同士のエロティックな恋にキュン…!
新人俳優の白崎由岐はオーディションでチャンスを掴み、大学の先輩で人気俳優・羽山麻水が主演するBLドラマの相手役として共演することに。
初めての大役を前に焦燥感に駆られ思い悩む白崎だったが、羽山の提案で二人は撮影が終わるまでの間、“役作りのための恋人関係”を結ぶことになり―――!?
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さいごに、ボーイズラブが好きな方にオススメ記事を3つ厳選しました!