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原作小説『美しい彼』ネタバレ感想|あらすじ・読む順番・続編4巻まで解説

原作小説『美しい彼』のあらすじ・ネタバレ感想

凪良ゆう先生の人気BL小説『美しい彼』のあらすじ・ネタバレを含む感想を紹介します。

ドラマや映画から「ひらきよ」にハマって、「原作小説も読んでみたい」「美しい彼シリーズはどの順番で読めばいい?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

『美しい彼』は1冊で終わる作品ではなく、平良と清居の関係はその後も続いていきます。

現在、原作小説は本編第4巻『儘ならない彼 美しい彼4』まで刊行されており、『interlude 美しい彼番外編集』を含めて楽しむことができます。第4巻は2024年10月25日に発売されています。

ドラマでは描ききれない平良と清居の心の動きを深く知りたい方には、原作小説をぜひ読んでほしいシリーズです。

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小説『美しい彼』の読む順番

初めて読む場合は、基本的に刊行順で読めばOKです。

  1. 『美しい彼』
  1. 『憎らしい彼 美しい彼2』
  2. 『悩ましい彼 美しい彼3』
  3. 『interlude 美しい彼番外編集』
  4. 『儘ならない彼 美しい彼4』

『interlude』は本編3巻までの出来事を補う番外編集なので、『悩ましい彼』を読んだあとに読むと人物関係やエピソードをより楽しめます。

そして現在の本編最新刊が『儘ならない彼 美しい彼4』です。平良は写真家として、清居は俳優として、それぞれ自分の仕事と向き合う段階へ進んでいます。

「美しい彼って3巻までじゃなかった?」という方は、ぜひ4巻までチェックしてみてください。

ドラマ・映画『美しい彼』を見る順番は?

映像作品から入りたい場合は、

ドラマ『美しい彼』シーズン1
↓
ドラマ『美しい彼』シーズン2
↓
『劇場版 美しい彼~eternal~』

の順番で見るとストーリーを追いやすいです。

シーズン1は2021年に放送され、その後2023年にシーズン2、劇場版『美しい彼~eternal~』へと続きました。

ドラマ・映画のネタバレ感想はこちら

ドラマ「美しい彼シーズン1」ネタバレ感想【キャストや原作、配信情報も】
ドラマ「美しい彼シーズン2」ネタバレ感想【キャストから原作、見逃し配信情報まで】
劇場版 美しい彼 eternal ネタバレ感想

小説『美しい彼』基本情報

項目内容
著者凪良ゆう
イラスト葛西リカコ
出版社徳間書店
レーベルキャラ文庫
本編4巻
番外編『interlude 美しい彼番外編集』
ジャンル同級生・青春・芸能界・
主従関係・執着・すれ違い

第1巻『美しい彼』は2014年12月19日に発売された作品です。

ドラマ・映画だけでなくコミカライズも展開されており、コミックス版は2026年3月発売の第6巻まで刊行されています。

小説『美しい彼』あらすじ

BL作品のあらすじ

高校生活最後のクラス替え。

人前で話すことが苦手で、クラスの中でも目立たない存在だった平良一成は、遅れて教室に入ってきた清居奏を見た瞬間、その美しさに心を奪われます。

清居はクラスの中心にいながら、誰かに媚びることもなく堂々としている“キング”のような存在。

平良にとって清居は、同級生というよりも遠くから見つめる憧れの対象になっていきます。

一方の清居は、何を言っても自分を特別扱いする平良を理解できません。

立場も性格も正反対。

しかも、お互いが相手を見ている方向まで微妙にずれている。

そんな二人が高校卒業や再会を経て、少しずつ相手の本当の気持ちに気づいていく物語です。

『美しい彼』のカップリング・登場人物

BL作品の登場人物・カップリング

平良一成 × 清居奏

表面だけを見ると、クラスの底辺にいる平良と、クラスの頂点に立つ清居。

ところが二人の関係を深く読んでいくと、「本当に主導権を持っているのはどちらなの?」と思わせる瞬間が何度もあります。

この絶妙な力関係こそ、『美しい彼』最大の面白さだと思います。

平良一成

人とのコミュニケーションが苦手で、自己評価もかなり低め。

カメラを持っているときだけは、自分の世界を持つことができます。

清居に出会った瞬間から彼を「キング」として特別視し、一途に思い続けます。

一見すると清居に従っているように見える平良ですが、自分の中で決めたルールについては驚くほど頑固。

清居の気持ちよりも、自分の中にある「理想の清居」を優先してしまうところが、二人のすれ違いの原因にもなっていきます。

清居奏

クラスの中心にいる華やかな存在。

強気で簡単には他人に心を許しませんが、実はかなり繊細です。

最初は平良のことを理解できず距離を取っていたものの、自分だけを特別に見つめ続ける平良の存在が、いつの間にか大きくなっていきます。

清居の本心が見えてくると、それまでの態度の意味がガラッと変わって見えるのも、この作品の面白いところです。

ここからは物語の重要な展開に触れます。まだ原作を読んでいない方はご注意ください。

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『美しい彼』のネタバレ

netabare

清居に一目惚れする平良

高校3年生になった平良は、クラス替えの日に清居と出会います。

友達を作ることも、人の輪の中に入ることも苦手だった平良にとって、堂々とした清居は自分とはまったく違う世界の人間。

その瞬間から平良の中で、清居は絶対的な存在になります。

平良は清居の頼みを聞き、彼のそばにいられるだけで満足していました。

しかし、清居からすると平良の態度はあまりにも極端。

ここですでに、平良の「好き」と清居が求める「好き」の間に大きなズレがあります。

卒業式で二人の関係が大きく動く

高校生活の終わり。

清居は平良に対して、自分なりの形で気持ちを示します。

ところが平良は「清居が自分を好きになるはずがない」と思い込んでいるため、その意味を正しく受け取ることができません。

清居からすれば勇気を出した行動なのに、平良には伝わらない。

『美しい彼』は、この「相手のことを誰よりも見ているのに、本当の気持ちは見えていない」というすれ違いが本当にうまいです。

卒業後、平良と清居は離ればなれに

高校卒業後、二人はいったん離れます。

平良は大学生となり、写真を続けています。

清居は芸能界を目指し、自分の夢へ進んでいました。

平良の大学生活には小山も登場し、平良のことを大切にしてくれる存在になります。

しかし、平良の中から清居が消えることはありません。

そしてある舞台をきっかけに、平良と清居は再会します。

清居視点で物語の印象が一変する

私が『美しい彼』で特に好きなのがここです。

物語の前半では、基本的に平良から見た「美しい清居」が描かれます。

そのため清居は、冷たくて何を考えているのかわからない人物に見えます。

ところが清居側の気持ちが描かれ始めると、それまでの場面の意味が大きく変わります。

「あのとき清居はそんなことを考えていたの!?」

と、前半をもう一度読み直したくなるほど。

平良に振り回されているのは、実は清居の方なのかもしれません。

結末|平良と清居は恋人になる?

最終的に二人は、お互いの気持ちを確認し恋人として関係を始めます。

ただし、普通の恋人同士のようにすぐ何でも分かり合えるわけではありません。

清居を「特別な存在」として見すぎる平良と、自分をもっと一人の人間として見てほしい清居。

付き合い始めてからも、このズレはシリーズを通して続いていきます。

だからこそ第1巻だけでなく、『憎らしい彼』『悩ましい彼』『儘ならない彼』まで追いかけたくなるんですよね。

原作小説『美しい彼』が“やばい”と思う3つの理由

まず印象的なのが、平良という主人公の独特すぎる思考です。

清居を好きなのは間違いないのに、恋人になりたいというより「遠くから崇めていたい」という方向へ進んでしまう。

その結果、清居が近づこうとすると、なぜか平良自身が壁を作ります。

次に、清居視点に切り替わった瞬間の破壊力。

それまで「強くて冷たい清居」に見えていた人物像が一変します。

平良の言動に一喜一憂していたことがわかると、一気に清居が可愛く見えてきます。

そして最後が、二人の力関係。

学校では明らかに清居の方が上なのに、恋愛になると平良の独自ルールに清居が振り回される。

この逆転した関係性が『美しい彼』ならではの魅力です。

原作小説とドラマの違い

ドラマ版は原作の世界観を大切にしつつ、映像ならではの青春感が強くなっています。

一方、原作小説の最大の魅力は「心の中」が細かくわかること。

特に平良の独特な思考や、清居が平良をどう見ているのかは、小説で読むとさらに理解しやすくなります。

ドラマを見て、

「どうして平良はそこで清居の気持ちに気づかないの?」

「清居はいつから平良のことが好きだったの?」

と感じた方ほど、原作を読むと答え合わせをしているような面白さがあります。

『美しい彼』の続編は?

『美しい彼』は第1巻で終わりではありません。

第2巻『憎らしい彼 美しい彼2』、第3巻『悩ましい彼 美しい彼3』、番外編集『interlude 美しい彼番外編集』を経て、2024年には第4巻『儘ならない彼 美しい彼4』が発売されました。

第1巻では「二人がどうやって恋人になるのか」が大きなテーマですが、続編では恋人になった二人が仕事や将来、互いとの距離感に悩みながら成長していきます。

個人的には『美しい彼』は1巻だけで終わらず、続編まで読んでほしいシリーズです。

平良と清居が恋人になったあとも、相変わらずすれ違うのが「ひらきよ」らしくて面白いです。

小説のネタバレ感想はこちら

原作小説「憎らしい彼・美しい彼2」ネタバレ感想
原作小説「悩ましい彼・美しい彼3」ネタバレ感想

小説『美しい彼』感想

最初に読んだときは、平良と清居の関係がかなり特殊なので「この二人、本当に恋人になれるの?」と思いました。

でも読み進めるほど、単純な「カースト上位×カースト下位」の話ではないことがわかってきます。

表面的には清居が平良を振り回しているように見えるのに、恋愛では清居の方がずっと平良に振り回されている。

ここが本当に面白い。

そして清居視点まで読むと、それまでの場面を最初から読み返したくなります。

ドラマ版も大好きですが、平良と清居の心情をここまで深く味わえるのは原作小説ならでは。

ドラマから『美しい彼』を好きになった方にも、ぜひ一度原作を読んでほしいです。

まとめ|『美しい彼』は続編まで読むとさらに面白い

凪良ゆう先生の『美しい彼』は、平良一成と清居奏という正反対の二人が、何度もすれ違いながら距離を縮めていくBL小説です。

現在は本編第4巻『儘ならない彼 美しい彼4』まで刊行されています。

初めて読むなら、

『美しい彼』→『憎らしい彼』→『悩ましい彼』→『interlude』→『儘ならない彼』

の順番がおすすめです。

ドラマしか見ていない方は、まず第1巻から読むと、平良と清居がそれぞれ何を考えていたのかがより深くわかります。

「ひらきよ」の関係性をもっと深く知りたい方は、ぜひ原作小説まで追いかけてみてください。

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「この作品、ちょっと読んでみたい」と思ったら、まずは電子書籍の無料試し読みをチェックしてみるのがおすすめです。

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作品によって配信ストアやキャンペーンが異なるため、購入前に比較してみてください。

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