倉橋トモ先生の「いつか恋になるまで」上下巻の感想です。
幼なじみのピュアでみずみずしいボーイズラブです!夏に読みたくなるようなアオハルど真ん中のおすすめ作品です!
- アオハルなボーイズラブ作品が好き
- 幼なじみの片想いが好き
- 大型わんこ攻めに絆される男前受けに萌える
BL漫画読むなら「Renta!」
タップできる目次
「いつか恋になるまで」原作情報
著者 | 倉橋トモ |
レーベル | バンブーコミックス moment |
出版社 | 竹書房 |
竹書房のおすすめBLコミックも紹介しています。
順番について
本作は倉橋トモ先生のBLコミック「家族になろうよ」の前日譚です。時系列が前後していて、少しややこしいので説明します。
シリーズ最初は、社会人になったふたりから始まってます。急に子育てすることになるんですが、ネタバレになるのでここまでにしておきます。
そこから時間をさかのぼり、ふたりはどのようにして出会ったのか、どうやって付き合うまでに至ったかが「いつか恋になるまで」上下巻で描かれています。
「家族になろうよ」を見なくてもストーリーは理解できますが、ふたりのその後が見られるのでおすすめです。また違った雰囲気のふたりになっているのが新鮮です。
ジャンル
- 幼なじみ
- 同級生、青春
- 10代
- 大型わんこ攻め
- イケメン攻め
- 男前受け
- やんちゃ受け
- ほだされ受け
- ツンデレ
- ほのぼの
- あまあま
- 切ない
せつなくて泣けるBLコミックも紹介しています。
「いつか恋になるまで」おすすめ評価
評価基準 | 星評価(5段階) |
---|---|
BL初心者おすすめ | ★★★☆☆ |
エロ・濃厚度 | ★★★☆☆ |
キュン | ★★★★★ |
あまあま | ★★★★★ |
切ない | ★★★★☆ |
満足度 | ★★★★★ |
「いつか恋になるまで」あらすじ
兄弟同然に育った千秋と和馬がそれを覚えたのは、中学3年のこと。
電子コミックサイト、コミックシーモアより
自慰に耽る千秋に気づいた和馬がもちかけたのが最初で、遊びの延長みたいなものだった。少なくとも和馬にとっては。
だから和馬に彼女ができた時も、何でもない顔をした。けれど無理をするほど気持ちのセーブは難しくなって、寂しそうな顔をする和馬に、余計に心はかき乱される。
そうして千秋は、ついに―――。
ここから先はネタバレを含みます。お気をつけください。
「いつか恋になるまで」カップリング・登場人物
いつか恋になるまで【単行本版(電子限定描き下ろし付)】(Renta!)
▼カップリング▼
千秋(中3、幼馴染み、大型わんこ) × 和馬(中3、幼馴染み、強気美人)
千秋(ちあき)
和馬ラブ。すこしナヨナヨしているので、なめられがち。和馬ラブ。
高校生になると背が伸びてイケメン度が増し、女子からの人気も高まる。でも和馬以外眼中になし。
和馬(かずま)
強気イケメン。いじめられやすい千秋を、和馬がいつも守っている。
やんちゃそうな見た目だが、優しい。筋は通すタイプ。千秋の気持ちに気づいたあと、きちんと向き合う姿勢を見せる。ケツで抱くタイプの受け。
▼その他登場人物▼
巴(ともえ)
千秋と和馬の幼なじみ。
5歳の頃に両親を亡くして以来、千秋と和馬の両親の援助により育てられる。千秋と和馬とは家族同然に育ってきた。
「家族になろうよ」でも登場するが、破天荒で向こうみずな性格。千秋のよき理解者でもある。姉御肌。
「いつか恋になるまで」あらすじ・ネタバレ
ここからはネタバレを含むのでお気をつけください!
初めてのさわりあいっこ
千秋と和馬は子供の頃からの幼なじみで、中学3年生になった今も、女子の巴と一緒に楽しい学生生活を送っています。
ある晩、和馬の家に泊まりに来た千秋が、布団の中でいたしているのを発見します。その様を見ていると、和馬もたってしまい、一緒にすることに♡
最後、思わず千秋がキスしちゃいます。赤面するのを、長めの髪で隠してるのが可愛いんです♡
3人は同じ高校に進学します。千秋は背も伸び、イケメンに成長しましたが、和馬に彼女ができたことでしょんぼりな日々を送っています。
あの夜からふたりの触れ合いっこは続いていて、なんと、千秋から口でのお誘いが!!押し切られる形で、和馬はされるがままに。笑
千秋は自分だけが意味のある行為で、虚しさを感じているよう。なんとも切ない…。
千秋も我慢の限界に…
和馬に彼女ができてから、幼なじみ3人で行っていた夏祭りを彼女と行くことになります。しかし、夏祭りでバッタリ千秋に遭遇し、千秋は和馬(&彼女)を見るやいなや、走り去ります。
心配した和馬は彼女を残して、千秋を探しに思い出の秘密基地へ行きます。そこで、千秋の感情が爆発し、もう隠しきれないと告白します。
和馬は最初、千秋からの告白を拒否してしまいましたが、千秋のことばかり考えるように。あらためて千秋を男として見た和馬は、これまでしていた千秋との触れ合いにも恥ずかしさを感じるようになりました。
そんな時、巴に励まされた和馬は、千秋と向き合う決意をします。そして、「俺がお前のこと好きになるまで、俺のこと好きでいろよ」と男前発言をかまし、千秋にキスします♡
和馬が男前で、愛されオーラが半端ない!もう実質付き合ってますね。笑
和馬のターン
和馬は触り合いっこすら緊張してしまうほど、千秋に夢中になります。千秋も和馬が大好きで、他の女子には目もくれません。
そして、ついに和馬から「すき」という言葉が!!ここぞとばかりに千秋は「俺が想像してたこと全部したい」と、誘ってきた和馬にお願いします。
和馬は応えようとしますが、和馬の想像より先を求めていた千秋とはズレが生じていたようです。千秋は「そんなに焦ってないよ」とフォローし、最後までしませんでした。今回のところ、和馬のケツは無事でしたね。笑
高校1年生の冬、恋人同士になった千秋と和馬にとくに進展はありません。しかし、ある日、和馬は千秋のスマホに男同士のえっちな動画サイトが開かれているのを見つけます。
和馬はなんとなく千秋が抱きたがっていることを察していましたが、和馬もその気になってきたようです。大晦日、和馬が誘い、家族が下で談笑する中、堂々と初おせっせを果たします!!
和馬の男らしいのに受け側っていうのがたまらん。しかも受けの才能が開花して…素晴らしい!!
ふたりの将来について
最後まで関係を持った千秋と和馬は、学校でも乳繰り合うように。笑
しかし、和馬は自分の恋人が男性であることに、嘘をつかなければならない状況に苦しみます。幸い、相談できるオネエ先輩がいて、アドバイスを受けて立ち直ります(オネエ先輩は続編でも出てきます!)。
一方、千秋はすでにそんな問題はとうに解決済みで、公然と和馬にキスします。
卒業が迫っている中、ふたりの間にはこれ以上関係を秘密にしておけないという雰囲気が漂います。そして、考え方の違いから少し険悪に…。ここで、巴が素晴らしいアシストを送ります!
千秋はそんな悩みはどうでも良くて、どうすれば将来一緒にいられるかしか考えてません。和馬以外、眼中になし!
未来に向かって走り出す
千秋と和馬が仲直りし、巴は3人で毎年行っていた夏祭りに招待します。
当日、千秋は和馬の手を握り、愛のプロポーズをし、和馬も周りの目を気にせずキスで応えます。そして、ふたりは思い出の秘密基地に…若くて我慢できないふたりは、汗だくになった後、祭りに戻ります♡
この後、ふたりはともに歩む決意を固めます。巴も海外にいくことになり、物語は「明けても暮れても」に続きます!
和馬のまさかの才能にびっくりです。そして、千秋もちょいちょい雄みを出してくるのがいいです!もっと和馬を翻弄してあげて!
「いつか恋になるまで」感想・ネタバレ
いやぁ〜きゅんがとまりませんでした。幼なじみものは本当に良いですよね。募らせた想いが成就する瞬間がたまらなく良い!
全体的にアオハル全開で、夏のイベントや汗の描写がふたりのみずみずしさに拍車をかけてます。こんな青春を送ってる男子高校生を、教室の隅で見守る高校生活送りたかった!!笑
和馬はほんと男前!あまり物事に迷いがないのがいいです。愛があるからお前になら抱かれてやってもいいっていうのが良いんですよね〜。
ケツで抱くタイプの受けってなんでこんなに魅力的なんだろ♡尊すぎます!
そして、千秋がずっと和馬ラブなんですよね。気は弱いくせに、和馬で邪なこと考えてるし、抱こうとするのが余計萌える。笑
この作品、ふたりが尊すぎて何回も繰り返し読みました。ちあかずの世界にどっぷり浸かって、なかなか抜け出せませんでした。笑
巴姐さんもいい味出してて、さらっと千秋をアシストしたり、ほんと良い子です。この子があんなことになるなんて…(家族になろうよを見てる人はわかりますよね?笑)。
続編もでてるので、ふたりのその後を見られるのがファンにとっては嬉しいです!
まとめ
青春どまんなかの幼なじみBLいいですね。千秋の募る想いに、真剣に向き合おうとする和馬が男前です。千秋も弱気なくせに、和馬を抱こうとするのが萌える♡
みんな青春して、キラキラしてんな〜て眩しくなりますね。夏に向けて読みたくなる作品です!
まだ読んでない方はぜひ試し読みしてくださいね。
最後に、BL漫画が好きな方にオススメ記事を3つ厳選しました!