みか先生の「君には届かない。」単行本4巻の感想です。
今回は、ヤマトが記憶喪失にーー!?それによりカケルは振り回されるも、今まで以上にヤマトを意識し始めます。
偶然の産物とはいえ、ヤマトの計画通りに進んでいます。策士ですね…。
- BL初心者orピュアなボーイズラブが好み
- 幼なじみの片想いに萌える
- 受け以外には塩対応のイケメン攻めと、可愛いわんこ受けのカプに萌える
マンガ好きにオススメ!「ブックライブ」
おすすめ評価
ずっと隠してきた想いがあふれて、修学旅行でカケルにキスしてしまうヤマト。
カケルは驚くが、なんとヤマトは体調不良によりその際の記憶が抜けてしまう。
振り回されて苦しむカケルはーー?
ここからネタバレを含みます。お気をつけください。
「君には届かない4」あらすじ・ネタバレ
ここから先はネタバレを含みます。お気をつけください。
体調不良により「あの時」のヤマトの記憶が曖昧になり……?
京都・渡月橋での一件で、ヤマトが自分のことを好きだったと知り、カケルは眠れない日々を過ごします。
一方、ヤマトはただの風邪だったようで、大事をとって月曜は学校を休むことに。
藤野の提案でヤマトの家にお見舞いにいくことになったカケル。どんな顔をして会えばいいのかわからず、ヤマトのことを過剰に意識してしまいます。
しかし、藤野はヤマトと面会してすぐに帰宅し、ヤマトとふたりきりに。ヤマトは修学旅行で迷惑をかけたことを謝罪しますが、あの時なにがあったか覚えていないと言い……?
長いあいだ想い続ける中ですごい葛藤があったのか、まさかの記憶が飛んでしまったようです。ウブなカケルが「やり逃げ野郎」と怒ってしまうのも仕方ないですね。笑
振りまわされるカケルは、ヤマトと距離をとりますが……?
ヤマトはカケルに絶交宣言をされるも、なんでカケルが怒っているのか理由がわかりません。
そして体育の授業中、ふたりの異変に気づいた保坂は「渡月橋でのキスが原因?」と指摘し、ヤマトはあの時何があったのか完全に思い出します。
翌日、ヤマトはカケルと話をしたいと、強引にカケルを屋上に連れていき……?
ヤマトが漢気を見せました!自然な流れでの壁トンさすがです(笑)そして、保坂くんが毎回良いアシストを出してくれます。年の割に大人びた発言をするので、過去に何があったのか地味に気になります。
カケルに警戒されるヤマトは「ある決意」をして……?
ヤマトはカケルに告白したことをミコトに報告。ミコトは祝福し、「これからはもう少し自分の気持ちに素直になってみたら?」と兄にアドバイスを送ります。
ある日、ヤマトの家で勉強することになったカケルは、ふたりきりは気まずいので保坂と天宮を誘い一緒に勉強をすることに。
終始ヤマトに警戒しているカケルを見た保坂は、「あんなとこでキスするやつ、警戒されて当然」とヤマトに正論を放ちます。
そして、カケルとふたりきりになった帰り道、ヤマトは「嫌なことはしないから安心して」と宣言しますが……?
カケルのまさかの返答に、ヤマトに同情しちゃいました。そりゃ「ずるいよ…」しか出てこないよね。こんなんヤマト期待しちゃうよ…。まだまだくっつく気配はなさそうなので、二人の行く末を楽しんで見守りたいと思います!
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「君には届かない4」見どころ・感想
今回もキュンが止まりませんでした〜!
「きみない」に出てくる登場人物、みんな思いやりがあり、いい子がばっかりでウルっときます。
茜ちゃん、カケルのことが好きだけど潔くひくのがすごい健気で泣けます。
しかもカケルを悪者にしないように配慮するのもすばらしい!将来、いい旦那さんを捕まえること間違いなしですね。
さて、渡月橋で思いっきりキスしたヤマトがまさかの記憶喪失で私もびっくりしました。笑
カケルが「やり逃げする最低野郎」と怒るのも仕方ないですね。でも保坂がナイスアシストしてくれました!
改めて告白するヤマトの「好きで仕方がない」という表情にキュンがとまりません!しかも何気に壁ドンしてます。笑
純愛だけどたまに見せる雄がヤマトらしいです。ヤマトって手が早いところあるので、それが萌えさせるんですよね。
一方、カケルも友達思いの優しい男子なので、ヤマトの気持ちに向き合うべく真剣に考えはじめます。
カケルも無自覚に思わせぶりな態度をとるのが、ヤマト泣かせです。期待してしまうヤマトが、思わずバックハグしてしまうのも無理ない。
カケルの反応もまんざらではなさそうだし、もう付き合えばいいのに。笑
いや、このもだもだを楽しむのが「きみない」の醍醐味なので、これからもさらにキュンを提供していただきたいと思います!
電子で配信中なので、気になる方はチェックしてくださいね。
つづきの記事はこちら!
「君には届かない」カップリング・登場人物
コミック「君には届かない。 4」(ブックライブ)
▼メインカップル
大原倭斗(高校生、幼なじみ) × 芦屋架(高校生、幼なじみ)
大原倭斗(おおはら やまと)
秀才のイケメン高校生。濃いまゆげがチャームポイント。
幼なじみのカケル以外には基本塩対応で、人付き合いは少し苦手。
カケルに告白してこの関係が壊れたらと思うとなかなか言い出せなかったが、ひょんなことからカケルに想いを伝える。
修学旅行終盤、京都の渡月橋でカケルに突然キスし、気持ちが溢れてしまい告白してしまう。その後、意識がなくなり救急車で運ばれた。ただの風邪だった。
芦屋架(あしや かける)
平々凡々な高校生。成績優秀かつイケメンなヤマトとは釣り合いが取れてないと、周りからも不思議がられている。
明るく素直で、優しい男の子。だれとでも仲良くなれるタイプ。自分のいいところに一番気づいていないのがカケル。
修学旅行は、ヤマトと嵐山を観光するのを楽しみにしていたが、当日、茜と回ることになりヤマトの約束を破ってしまう。
しかし、茜に謝って連絡がつかないヤマトを探し回り、渡月橋にいるヤマトに辿り着いた。
▼ヤマトとカケルの同級生
藤野 孝介(ふじの こうすけ)
クラスメイト。彼女がいる。
ヤマトとカケルの仲には気づいてない鈍チン。カケルのよき恋愛相談の相手。
天宮 颯一郎(あまみや そういちろう)
クラスメイト。保坂と仲がいい。穏やかな性格で、分別のある良識人。寝相が悪い。
修学旅行でヤマトたちと同じ班になってからよく話すように。
天宮と保坂は、たまたま渡月橋でヤマトとカケルが「キス」しているのを目撃してしまう。
保坂 唯(ほさか ゆい)
クラスメイト。天宮と仲良し。思ったことをズバズバ言う性格。
修学旅行で同じ班になったとき、カケルのことでウジウジモード全開だったヤマトのお尻に火をつけた人物。なにかとヤマトにちょっかいをかける。
▼その他登場人物
大原みこと(おおはら みこと)
ヤマトの妹。兄がカケルを好きなことに気づいている。
ヤマトにそっくりで、あまり表情を表に出さないタイプ。そのせいでクラスの中で浮くことが多い。
嫌いなものにはとことん塩対応。
茜(あかね)
カケルと合コンで知り合った女の子。カケルのことが気になっている。
まとめ
今回は、ヤマトの記憶喪失の回になりました…。渡月橋での「キス」を完全に忘れていたヤマトは、カケルの怒りを買ってしまいます。
しかし、保坂の指摘により、なくしていた記憶を取り戻したヤマトは、ふたたびカケルに想いを告げます。
カケルもヤマトの気持ちに応えるべく真剣にヤマトのことを考え始めます。
カケルの出す答えはどうなるのか?今後の展開に期待したいと思います!
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